双極性障害研究ネットワークニュースレター Vol.10が発行されましたね!


先日、双極性障害研究ネットワークニュースレター Vol.10が発行されましたね。

新薬の情報や、それに関わり、双極性障害治療ガイドラインの改定されるかもしれないことなど、最新の情報が掲載されていました。

2102年1月に、アリピプラゾール(エビリファイ)が、「双極性障害における躁症状の改善」の適応を取得したそうです。また、オランザピンも、まもなく「双極性障害のうつ症状」の適応を取得する見込みだそう。

アリピプラゾールは日本で開発された向精神薬(大塚製薬)のうちで唯一、世界の売り上げベスト20に入っている薬だそうですね。薬理学的な特徴は、普通の向精神薬とはちょっと変わっていて(詳しくは記事の下部より、ニュースレター参照)ドーパミン神経の活動の状態によってふるまいが変わる薬だそうです。それゆえに、うつ状態、躁状態、どちらにも効く薬として期待されましたが、臨床試験の結果、鬱状態ではプラセボ(偽薬)との明らかな差は認められなかったため、今回のように「躁状態の改善」に対しての適応となったようです。

さらに、これらの動きを踏まえて、選択肢が広がる一方で、新薬の過剰な宣伝が行われる可能性があること、有効性の面でリチウムなどに劣る薬が広く使われるなど、新薬の認定が続く中、危惧される部分への指摘も書かれていました。

 

この病気になってから、信頼できる情報源からの知識は重要だな、と日々感じます。最終的に、信頼のできる情報をいかに得るか、そしてその情報を元に信頼ができる医師を見分けられるか、というのがこの病気とともに生きるにあたって重要なことであると思います。

最終的に判断するのは医師であっても、やはり病気にかかわる情報は常にアンテナを張っていたいものですね。

 

– 双極性障害研究ネットワークURL: http://bipolar.umin.jp/
– 過去のニュースレターは以下のサイトで御覧になれます:
https://center4.umin.ac.jp/ml/archive/bdrnj

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